チェコの歴史 中世その3
admin | 2010年8月17日
ここからはチェコの歴史の中で、 最もチェコに影響を与えた頃に話をしたいと思います。 チェコの王位を継承したルクセンブルク家はドイツの名家としても知られています。 ルクセンブルク家によるボヘミア王国の統治は1436年まで行われました。 ボヘミア王国が最も栄えたのはルクセンブルク家の後に国王となった神聖ローマ帝国の皇帝であるカレル4世の頃です。 カレル4世も様々な功績を残しており、現在のチェコ・プラハに現存しているプラハ大学を創立したり、プラハ大司教区などを整備したりするなどの功績を残しています。 またカレル4世はプラハを当時のヨーロッパの中でも最大級の都市に発展させており、カレル橋やカルルシュテイン城などといった現在も残っている歴史的な建造物を建築したりするなど、チェコの礎を作った国王として知られています。 しかしボヘミア王国はカレル4世以降は衰退していくことになります。 カレル4世が死去した後、その息子であるヴァーツラフ4世が国王に即位したのですが、ヴァーツラフ4世が即位してから政治は乱れてしまいます。 ヤン・フスがローマ教会と対立をして宗教革命をしようと計画をしていたのですが、革命が発覚してしまい、火あぶりの刑に処されたことによって、チェコ全土で宗教動乱が発生しました。 この宗教動乱によって、ボヘミア王国だけではなく、中央ヨーロッパの一部は衰退することになってしまったのです。
